徳島県那賀町沢谷
Road Map :R193が大きくヘヤーピンカーブを描く手前の手堀りトンネル北側に駐車場があり。
Route Map:大釜の滝は滝壺まで下りることが出来るが、小釜の滝、大轟の滝は滝壺まで行けない。
『日本の滝百選』 駐車場から見ることが出来る3滝を観光する。
大釜の滝(ウィキペディアから)
那賀川の支流で雲早山(1,496m)を源流とする釜ヶ谷川流域にある。落差20mの滝で豊富な水量を誇る。また、滝壺は水深15mと深く、ここには大蛇が棲むという伝説がある。 周囲は高さ100mの絶壁となっている。 国道193号線より眺望できるため車で訪れることが容易である。
大轟の滝(ウィキペディアから)
那賀川の支流の沢谷川水域にある。落差20mの滝で3段になって流れる。 周囲は春には新緑、秋には
紅葉が楽しめる。 毎年11月には滝のライトアップが行われる。
国道193号線脇より眺望できるため車で訪れることが容易である。
大釜の滝
殆んど同じ場所、しかも道路脇から三つの滝が見られたのはラッキーだった。
しかも紅葉の名勝だったので紅葉とマッチした綺麗な滝姿を見ることが出来た。
轟九十九滝へ移動する
程度の良い林道に匹敵する悪路である酷道193線を南下する。 地図帳にも
”カーブの多い一車線”と書かれており、直線距離は僅かであるがカーブが
多いので実距離は相当長かった。対向車に出合ったのは3台のみ。
〔076〕大釜の滝 (落差20m)
本日、二つ目の日本の滝百選としてR193を南下して”大釜の滝”に向うと、周辺に”小釜の滝”
”大轟の滝”もあり、3滝共に道路脇から見ることが出来た。
小釜の滝、大轟の滝
小釜の滝 (落差5m)
大轟の滝 (落差20m)
R193の手掘りトンネルの北側に車3台分の駐車スペースがある。
土日、休日なら直ぐに満車となり、道路上の駐車で大変なことになる
と思われる。
小さな展望所に大きな看板があるのに、カメラマンが群がっていて見逃して30分程、トンネルを抜けて走ってしまった。 引返した時には車1台分の駐車スペースが空いていた。
”大釜の滝”周辺は紅葉の名勝にもなっており、
”雨乞の滝”で会った紅葉刈りのあんちゃんもここに来ていた。
丁度見頃の広葉樹が点在していた。
小さい展望所から階段道を下りて沢に下りることが出来た。
直ぐに落差20mの ”大釜の滝”が見える様になる。
遊歩道が無いので滝壺に近付くには軽登山靴程度は履いておいた方が良い。
滝壺の奥は深く抉られており、最奥までは見えない状態だった。滝壺の深さは15mあるらしい。
滝自体は落差20mの単純な直瀑であるが、ブルーの釜、
奥深い淵で日本の滝百選の値打ちはあると思えた。
散策を終えて急な長い石段で駐車場に戻る。
やはり紅葉が目を引き付ける。
R193から見た ”大釜の滝” 一般観光者はここからの展望だけで済ませている。
”小釜の滝”のことはまったく知らなかったが、道路脇に小さな表示があったので見てみることにする。 道路側からは滝がまったく見えないが、滝音は大きく響いている。
滝の姿が見たくて滝壺に近付いてみたが、正面の岩まで行かないと見えない様だ。
左側の岩が苔生して滑り易く、奥の岩まで行くのは途中で
断念した。ここでも沢靴があればー の感じだった。
落差20mの ”大轟の滝”の存在もまったく知らなかったが、最初の”大釜の滝”を見逃しで通り過ぎで偶然見付けることが出来た。 滝壺へ降りる道はなさそうだが、滝自体はR193から見ることが出来た。
この滝も紅葉とのマッチングが素敵だった。
今回の四国遠征
おおがまのたき